なんか将来のことを予測したので、クラウド的な何かについても予測。
クラウド的な何かが当然になってくる時代だと、
基本的にデータやファイルは、クライアントではなくサーバ
(パブリックなクラウド、プライベートLAN内のサーバ問わず)に
保存されるようになるでしょう。
それは、信頼面、セキュリティ面でも自然な流れです。
でも、Eclipseを起動するたびにウン百MBのプロジェクトを
毎回ネットワーク経由で取ってくる、、、というのは現実的じゃないですよね。
そうすると、開発環境やデスクトップ環境も、自然とサーバ側に置きたくなります。
だからと言って、シンクライアントは、動画やグラフィック編集に向かないとか、
リソース面、コスト面でもまだまだ問題があります。
やっぱり、クライアントのパワーを全く使わないのは、もったいないでしょう。
じゃぁリッチクライアントに行くのかって言うと、
いまのFlex/AIR、Silverlight、JavaFXなんかは、
「HTMLでは表現できないユーザビリティ」を実現するのが主目的で、
開発環境やデスクトップ環境そのものを構築するには不足しているように見えます。
そう思っている時に、Google Chromeなんかが出てきたので
「おっ、これは次にChromeで動くクラウド前提の
次世代リッチクライアント用のプラットフォームが出てくるぞ」
とか予測してたんですが、まず出てきたのがNative Client。
ちょっとドキっとしますよね。
Googleはリッチクライアントどころか、
OSレベルのインフラをブラウザで提供させたいのかな、って思いました。
ブラウザ上に、デスクトップ環境や、
サーバアプリケーションまで構築できるのであれば、
もはや、OSに近い存在ですよね。
とすると、このNative Clientをベースにした
デスクトップ環境や次世代リッチクライアントプラットフォーム、
また、そのための開発環境が、次に出てきそうです。
もしかすると、GWTと互換性があるかも知れません。
それぐらいまで来れば、
すべてをブラウザ上で、、、という時代は、すぐだと思います。
そんな時代、ローカルPCのSSDやHDDにあるのは
違法性のあるファイル、ぐらいじゃないかな?