日本ではあまり話題になっていない、Coolermaster製のファンレスケース TC-100。
http://ecd.coolermaster.com/english/products/products.php?_chassis_01
ケース自体がヒートシンクになっているmini-ITXケースです。
こうした製品は概ね高価なのですが、
これは$250程度と比較的安価で登場したため、海外では話題になっていました。
http://www.coolermaster.nl/shop/product_info.php?products_id=517
本体だけなら95ユーロ（さっき見た時は86ユーロだったような・・・）と、かなり安い。
ACアダプタやヒートシンクなどのオプションをつけても157.9ユーロ。
日本円にして2万円強です。
ただ、システム全体を35W程度に抑える必要があるらしく、
ATOMクラスのCPUを使うか、20W台のPentiumMなどを使う必要がありました。
で、いま見てみたら、3製品ほど追加されています。
http://ecd.coolermaster.com/english/products/products.php?_customdesign
そのうちの1つ、TC-100Aは外部ベイなしとは言え55Wまで対応。
http://ecd.coolermaster.com/english/products/products.php?_chassis_02
これは、モバイル版Core2Duo（Tシリーズ、Pシリーズ）でも問題ないレベルでしょう。
さらに、Cube（ってググラビリティの低い名前・・・）に至ってはなんと85Wまで対応。
http://ecd.coolermaster.com/english/products/products.php?_chassis_03
これなら、デスクトップ版Core2Duo（Eシリーズ）でもシステム構築できそうです。
ただ、Cubeはしっかりした作りな分、値段も高くなってしまいそうですが。
あと、Optional Fanという記述も、ファンもつけられるのか、ファン必須なのか微妙ですが。
ちなみにTC-100AやCubeは、Webサイトに掲載されながらも
今はβ版ということで、まだ実際に購入はできません。
一体どんな価格で出てくるか、楽しみです。
