谷本 心 in せろ部屋

はてなダイアリーから引っ越してきました

Day-5 : What's Happening with My Application?: Java Virtual Machine Monitoring Tool

「Palantir」という、Sun内製(今はOracle内製)の
マルチスレッド問題の解析を行うためのツール。


発想が、弊社製品ENdoSnipeArrowVisionとよく似ており、
 1. アプリケーションを実際に動作させて、(自動的に)ログを出力する。
 2. ビューアを使ってログを可視化する
というものでした。


また、アプリケーションの挙動を可視化できるおかげで、
解析対象となるアプリケーションの詳細など知らなくても、
問題解析ができるというのが、コンセプトのひとつ。


いや、なんていうか、ほんと、
ENdoSnipeの製品説明を受けているような印象でした (^^;;


Palantirは、ログ出力部分でDTraceを使っているため、
OSはSolaris限定になりますが、
JVM以外の問題もチェックしやすいとか、
パフォーマンスオーバーヘッドが極端に小さいというメリットがあるようです。


Palantirは、まだβ版(というか試作品?)という段階で
Oracleとしては、まだまだこれを売ろうとはしてなかったですね。


発表者も、エンジニアエンジニアしている感じの方で
あまりこれを売ろうとは考えていない様子でした。


なんて、完全にENdoSnipe開発者の視点で、モノを見ていました。