たとえ通話しなくても、Milestone2にはtalkingSIMを挿すべき。
Milestone2に挿していたSIMを、b-mobileSIMからtalkingSIMに変更しました。
元々メインとして使っていたSoftbank 922SHからtalkingSIMにMNPして、
Milestone2で通話とメールにも利用する、いわゆる「1台目」用途としました。
今のところ、声が途切れるとか、通話が切れるという問題も起きておらず、快適です。
事前に、通話品質を「Standard」にしたことが功を奏しているのかも知れません。
さて、talkingSIMにしたことで、通話以外にも
これまでできなかった事ができるようになったため書いておきます。
テザリングが使えるようになった。
予想通り、Android2.2標準のテザリング(3G Mobile Hotspot)が使えるようになりました。
上り/下りとも300kbpsなので大して早くはありませんし、
PCやiPod touchを、docomoエリアで使える貴重なライフラインになります。
ネットワークエラーが発生しなくなった。
b-mobileSIMで運用していた時は、ブラウザ立ち上げ時などに
ネットワークエラーを示すダイアログが発生することがありましたが、
talkingSIMに差し替えた所、ネットワークエラーは発生しなくなりました。
元々エラーダイアログが表示されても通信はできていたので、
基本的には問題にはならなかったのですが、
エラーが出るのは気持ちが良くないものです。
WiFi環境でしか使えなかったアプリが、3G回線でも使えるようになった
上に書いたエラーが影響してか、WiFi環境では使えるのに
3G回線環境では使えないアプリがありました。
私の環境では「StatusNet for Android」という
microblogのクライアントアプリが、そうでした。
talkingSIMに差し替えたところ、このアプリでもエラーが出なくなり、
3G回線環境でも利用できるようになりました。
3G回線を上手く認識してくれないアプリが、使えるようになった
ネットワークエラーとは別に、
「(認証の都合で)WiFi環境では使えない」というエラーが発生するアプリがありました。
私の環境では「YAMADAモバイル」という
YAMADA電機の公式アプリが、そうでした。
talkingSIMにしたところ、正常に使えるようになり
ポイント残高などもきちんと確認できるようになりました。
まとめ:b-mobileならtalkingSIM使っとけ。
ここまで書いてきた通り、b-mobileSIMからtalkingSIMに差し替えたおかげで
ただ通話ができるようになっただけではなく、
ネットワーク問題で使えなかったアプリも、軒並み使えるようになりました。
そう考えると、「b-mobileでの運用を考えている人」は、
たとえ通話しないとしても、
1000円追加で支払ってtalkingSIMにしておいた方が都合良いでしょうね。
ちなみに、テザリングや一部アプリが動かなかったのは、
b-mobileSIMを利用した場合の話であって、
「データ通信専用のSIM」が全てダメというわけではありません。
たとえば、docomoのデータ定額SIMでもテザリングができた実績があるようです。
ひとまず今後数か月は、talkingSIMで運用してみようと思います。