谷本 心 in せろ部屋

はてなダイアリーから引っ越してきました

ANAマイラーはプラチナプリファード + ANA Mastercardがよさげな件。

日々、ポイントとマイルのことばかり考えてる @cero_t です。暑くなってきましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今日は主にANAマイルを貯めているなら、プラチナプリファードとANA Mastercardの組み合わせこそ至高だというお話です。別にプラチナプリファードはマイラーじゃなくても良いカードだろうとは思いますが、あくまでもマイラー目線でまとめました。

TL;DR

先に内容をまとめておきます。

  • 年会費はだいたいSBI証券の積立投信で元が取れる
  • 100万円単位で使えば実質2%ポイント還元
  • ANAカード併用で実質1.2%マイル還元
  • コンビニやサイゼリヤ、Expedia、一休などの特典が大きい
  • OliveのVポイントアッププログラムと併用できる
  • プラチナプリファードを先に作って、2024年頭にOliveプラチナプリファードに切り替えるのが良い
  • ANAカードはMastercardがオススメ
  • 紹介リンクからカード発行すれば追加で1万ポイントもらえる

1. プラチナプリファードの基本情報

三井住友のプラチナプリファードは、ポイ活民には嬉しいポイント特化型のクレジットカードです。

www.smbc-card.com

基本的な情報を抜粋するとこんな感じです。

  • 年会費 : 33,000円(税込)
  • 貯まるポイント : Vポイント(有効期間4年)
  • ポイント還元率 : 基本 1%(ANAのVISAかMastercardを持っていれば60%レートでANAマイルに交換可能)

Vポイントは通常1ポイント = 0.5マイル(50%)での交換になりますが、ANAのVISAかMastercardを持っていれば1ポイント = 0.6マイル(60%)になります。

ここまでの話だと「この年会費でマイル還元率0.6%かよ、解散、解散」って話なのですが、プラチナプリファードには還元率を高める施策がいくつもあります。

2. SBI証券の積立投信で年間30,000ポイント(マイル換算で18,000マイル)

プラチナプリファードで一番大きいのはSBI証券のクレカ投信で5%のポイント還元が貰えることです。毎月上限の5万円の投信をすれば2,500ポイント、年間で30,000ポイントで18,000マイルになるので1マイル = 2円で考えても年会費の元が取れます。ちなみに年会費55,000円の三井住友プラチナでもクレカ投信のポイント還元率は2%どまりです。

投信は買ってすぐに売却しても構わないため、キャッシュフローが厳しいようならすぐに売却して現金を手元に残し、ポイントだけもらうこともできます。

3. 年間100万円単位の利用で実質ポイント還元率2%(マイル換算で実質1.2%)

プラチナプリファードは年間100万円利用するごとに1万ポイントのボーナスポイント(上限4万ポイント)が貰えます。ぴったり100万円単位で使いきることができれば2%還元、マイル換算で1.2%になります。この価格帯のクレジットカードではせいぜい還元率1.0%どまりですので、頭ひとつ抜けた還元率になります。

ただしぴったり使い切れなければ還元率が下がるので、1年の最後にAmazonギフトチャージ何なりで帳尻を合わせるなどの工夫が必要です。

4. コンビニやサイゼリヤなどの飲食店で8%還元、エクスペディアで11%還元、一休で8%還元など

プラチナプリファードにはプリファードストアといういわゆる特約店のような仕組みがあります。

www.smbc-card.com

中でもコンビニやサイゼリヤなどは+6%、Expediaは+9%還元、一休も+6%還元と高めになっています。上の2%還元も合わせると、コンビニやサイゼリヤ、一休などは8%(マイル還元率4.8%)、Expediaは11%(マイル還元率6.6%)となります。

楽天リーベイツやモッピーなどの、いわゆるポイントサイトでもExpediaや一休の還元率は高めになっていますが、このマイル還元率にはなかなかならないと思います。

5. Oliveと併用でコンビニやサイゼリヤなどの還元率がさらにアップ

ここ最近ポイ活界隈を賑わせているOlive。コンビニやサイゼリヤなどの還元率はプラチナプリファードと同じですが、OliveではさらにVポイントアッププログラムを使うことで還元率を最大5%高めることができます。

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Oliveは三井住友銀行の口座が必要など、少し開設のための手間がかかりますし、対象の店舗もコンビニやいくつかの飲食店に限られていますが、たとえば4%アップすればコンビニやサイゼリヤなどは12%還元(マイル還元率7.2%)となるわけですから、対象店舗を月に1万円くらい使うだけでも720マイルになります。ちょっととんでもない還元率です。

6. Oliveか三井住友プラチナプリファードか?

プラチナプリファードには、三井住友プラチナプリファードと、Oliveプラチナプリファードの2種類があります。Oliveの還元率を利用するならOliveプラチナプリファード1択なように見えるのですが、もし現在プラチナプリファードを持っていないなら、Oliveの一般カードとプラチナプリファードの2枚を作るのが良いと思います。

まず、Oliveプラチナプリファードの入会特典は「初年度年会費無料」です。初年度に限り33,000円分が無料になります。またOliveプラチナプリファードではOliveの「選べる特典」を2つ(通常は1つ)選べるという特典もあります。そのためおおむね毎月100〜200ポイント(年間1200〜2400ポイント)程度の上乗せになります。

一方、通常のプラチナプリファードの入会特典は「3ヶ月以内に40万円決済すれば4万ポイントプレゼント」です。年会費は初年度から33,000円かかるものの、それを上回るポイント還元になります。マイル換算しても24,000マイルですから、1マイル2円としても48,000円相当です。またプラチナプリファードを作ろうという人なら3ヶ月40万円も、あまり大きなハードルではないでしょう。

また通常のプラチナプリファードは、2024年の2月までにOilveのプラチナプリファードに切り替えることで初年度年会費無料の特典をもらうことができます。つまり特典の二重取りができるわけです。なのでまずは通常のプラチナプリファードを作り、来年の頭くらいにOliveプラチナプリファードに切り替えるというのがベストな選択肢だと思います。手間が少し増えますが、その手間をカバーできるくらいの差だと思います。

7. ANAはVISAかMastercardか?

最後に、ANAのVISAとMastercardの話です。

この2択なら、オススメはMastercardです。MastercardはANAカードの中で(調べた限りでは)唯一、au PAYにチャージしてポイント還元を受けられるカードなのです。au PAYを経由することで、ANA Payの還元率が上がったり、WAON経由で楽天ギフトカードを購入したりすることができるようになります。

WAON経由で楽天ギフトカードを買う件については、前にまとめた通りです。 cero-t.hatenadiary.jp

ANA Payについてはいま少し検証しているところなので、いずれ改めてブログを書きたいと思います。

まとめ

  • 年会費はだいたいSBI証券の積立投信で元が取れる
  • 100万円単位で使えば実質2%ポイント還元
  • ANAカード併用で実質1.2%マイル還元
  • コンビニやサイゼリヤ、Expedia、一休などの特典が大きい
  • OliveのVポイントアッププログラムと併用できる
  • プラチナプリファードを先に作って、2024年頭にOliveプラチナプリファードに切り替えるのが良い
  • ANAカードはMastercardがオススメ

最後になりますが、このエントリーを読んでプラチナプリファードを作りたいなと思った方は、ぜひ次のリンクから発行してください。

https://www.smbc-card.com/olentry/affiliate/online_entry.do?bno=03400708611

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