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XPS 15 2-in-1 レビューその1 ファーストインプレッション #デルアンバサダー

昨年、DELLのアンバサダープログラムで「XPS 15」の体験モニターに当選して、ブログにレビューを書くなどしました。

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Dell XPS 15とThinkpad X1 Yogaを比較する(対戦格闘ゲーム編) #デルアンバサダー - 谷本 心 in せろ部屋

そして今回は「XPS 15 2-in-1」の体験モニターに当選しまして、1ヵ月間のレビューができることになりました! このXPS 15 2-in-1も、買うかどうか悩んでいた製品なので、この機会にしっかりレビューしたいと思います。

XPS 15 2-in-1は「ノートPC」と「タブレット」の2-in-1、要するにニコイチ(おっさん的表現)であり、ノートPCとしても、ペンつきのタブレットとしても利用できるタイプのPCです。2-in-1と言えば、昨年の頭にThinkPad X1 Yogaを買い、昨年の秋にSurface Book with Performance Baseに買い替え、そして今回XPS 15 2-in-1の試用をするわけで、僕にとっては3台目の2-in-1となるわけです。これはもはやニコイチ博士と言っても差し支えないかと。
まぁ博士かどうかはさておき、これまで触ってきた2-in-1とも比較しながらのレビューができればと思います。

ちなみにXPS 15 2-in-1のCPUは、Core i7-8705G、コードネームKabyLake-Gです。この辺に詳しい方はご存知な、Radeon Vega Mを一緒に積んでるCPUですね。このCPU/GPUでゲームがどれぐらいできるのかも併せてお伝えできればと思います。

とりあえず初回レビューは、開封の儀と、外観周りのお話です。

開封の儀

本体の入ってる箱と、充電器と、デジタイザペンです。2-in-1にペンは欠かせませんね。

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XPS 15 2-in-1の箱と充電器とペン

箱を開けたところですが、シーリングライトの映り込みが酷いです。写真下手かな?

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箱を開封。フィルムにライトが反射しすぎ!

ちなみにあと、USB-CとAの変換ケーブルも付属してます。

という感じで、開封の儀はサクッと終わりましょう。

潔い入出力端子たち

さきほど写真が下手すぎて落ち込んだので、入出力端子の画像は公式サイトから持ってきました。

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XPS 15 2-in-1の入力端子(公式サイトより転載)
USB-Cが4つで、うち2つがUSB 3.1、残り2つがThunderbolt 3です。なるほど、最近のUSB-Cはそういう感じになってたんですね。ちなみに充電もUSB-Cなのはイマドキな感じで好感触です。
あとは、microSDと、イヤホンジャック、そしてケンジントンロックかと思いきやNobleロックという別物です。いつの間にそんな規格の対抗が。

というわけで、入出力は基本的にはUSB-Cのみで、USB Type-Aもなければ、HDMIもない、miniディスプレイポートすらないと言う、近年のMacBookと同じような潔さです。MacBookが普及してきたおかげで、USB-Cの変換アダプターを置いてある会議室や、持ち歩いている人が増えてきた印象もありますが、HDMIに比べれば、普及まではあと一歩かなと。
そして残念ながら僕は変換アダプターを一つも持っておらず、体験モニター用に変換アダプターも一緒に貸し出していただければ嬉しかったのになと思いました。要望を出しておこっと。

そんなわけで、入出力端子はいささか潔すぎる感じです。

キーボードはXPS 15より少しだけ良くなったけど

前回のレビューに書いた通り ( https://cero-t.hatenadiary.jp/entry/20180418/1524062202 ) XPS 15の日本語キーボードは、右端のキーがかなりスリムになっており、ちょっと何を考えているのかなという雰囲気もありました。

それに比べてXPS 15 2-in-1は、右端から何列かのキーを細くすることで、一部のキーだけが極端に補足なることを防いでいます。この点は前世代よりもマシになったかなと思います。また、配列もあまり違和感がありません。

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キーボードは右端のキーがいくつか細くなってる

ちなみに右端のキーが細くなっているのは、USキーボードと同じ範囲に日本語キーボードを並べたためだそうです。なのでUS配列のキーボードを選べば、キーが細くなるようなことはありません。まぁその理由に納得できないわけではないですが、もうちょっと日本語配列も頑張って欲しかったですね。

またキーストロークは、ThinkPad X1やSurface Bookと比べると浅めで、最近のMacBookのキーボードと似た印象です。ただMacBookのキーボードよりは打鍵音は静かめです。
そしてNキーロールオーバーには対応していないため「ryu」とか「tyu」を同時に押すと、「u」の入力が抜けてしまいます。これはThinkPad X1 Yogaも同じです。ノートPCの(ゲーミングノート以外の)宿命と言っても差し支えないでしょうね。

この辺りの理由でキー入力の抜けが発生してしまうタイプの人は、外付けキーボードを使うと良いでしょう。

2-in-1なんだから、外付けキーボードを使えば良いのよ

ということで、外付けキーボードの話ですが、2-in-1の良いところの一つは外付けキーボードが使いやすいところだと思っています。写真のようにタブレットモードにして、その手前にキーボードを配置すると、違和感なく外付けキーボードを使えるんですよね。

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タブレットモードにしてキーボードとマウスを置くと、違和感ない

いわゆる尊師スタイルでも、そんなに違和感ないですけどね。

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本来の尊師スタイルとはノートPCにHHKBを載せて使うことです
本体が15インチと大きめなおかげで、テンキーレスのRealforceがきっちり収まっています。

まとめ

そんなわけで、XPS 15 2-in-1のファーストインプレッションでした。
次回以降は、ペンの使いやすさや、ゲーミングの性能などについてレビューしていきたいと思います!