谷本 心 in せろ部屋

はてなダイアリーから引っ越してきました

CPUにDRAMもくっつくらしい。

年末、会社にクアッドコアのPCが届いたんですが、
もうCPUが4つになっても仮想化などしないと、あまり嬉しくない。
でも、そうすると今度はメモリが足りない。8GBとか欲しくなる。
さらに言えば、仮想化し始めると、メモリのスピードも足りなくなるはず。


そうなんですよね。
CPUがマルチコアだ、メニィコアだとか言って、増えてくると
より高速で、より大容量なメモリが必要になってくるはずなんですよね。


CPUのコア数は、今後も毎年2倍ずつぐらい増えていきそうですが、
メモリのアクセス速度や容量が増加は、2〜3年で倍ぐらい。
どうにもフェーズが合わない。


どーすんだろ、って思ってたら、こんな記事があった。

CPUとGPUが一緒になるだけでなく、CPUとメモリも一緒になろうとしている。数年後の高スループットCPUは、DRAMダイ(半導体本体)をCPUと同じパッケージに封入する可能性が高い。マルチコア化とベクタ演算能力を強化(またはGPUコア統合)したCPUに、DRAMもくっつく。言ってみれば、「CPU+GPU+DRAM」という姿へと変わることになる。

 理由は簡単だ。TFLOPSパフォーマンスを狙うCPUが、数百GB/secのメモリ帯域を必要とするためだ。フル性能を発揮するために必要なピーク数百GB/sec帯域を実現するためには、現在の数十GB/secから一気に10倍へメモリ帯域を高めなければならない。しかし、3〜4年にデータ転送レートを倍々に引き上げるDRAMロードマップでは、この帯域を到底実現できない。メモリインターフェイス幅を広げることも、限界に近づいている。

そしてCPUはDRAMダイも統合する 後藤弘茂のWeekly海外ニュース - PC Watch

なるほどねー。
とは言え熱問題はそうそう解決しないだろうし
メモリの集積度も急激には上がらないだろうから
2〜3年後ならSO-DIMMサイズで16GBぐらいなんじゃなかろうか。


やっぱり、大きなCPUソケットになるのかな?
まさかのスロット型CPU復活?
いや、ないない。