谷本 心 in せろ部屋

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ThinkpadからSurface Book with Performance Baseに乗り換えました

以前、MacBookからThinkpadに乗り換えたという記事を書きました。
MacBookからThinkpad X1 Yogaに乗り換えます。 - 谷本 心 in せろ部屋
今度はそこからSurface Bookに乗り換えたという話です。

ThinkPadの良かったとこ、悪かったとこ。

ThinkPad X1 Yogaはおおむね僕の期待通りのノートPCで、キーボードは打ちやすいし、HDMIがついてるし、そして何よりペンが良い。
普通のクラムシェル型ノートPCのスタイルでは、どうしてもキーボードが邪魔になってペンを使いづらいのですが、X1 Yogaは2-in-1スタイルにできるノートPCなので、こんな置き方にできます。

このスタイルならかなりペンが使いやすくなります。この辺りも含めて、X1 Yogaのスタイルにはかなり気に入っていました。
また、サポートも良かったです。チャットで問い合わせができるので、つながらない電話にイライラすることもなく、他の作業をしながら片手間に問い合わせが進められました。そして代替品の交換にしろ、本体の修理にしろ、すごく早くて良かったです。


一方でイマイチだったのが、ポインティングデバイスです。タッチパッドは細かい操作をしづらいし、キーボードを打ってる時に誤反応もするので、OFFにしました。またThinkPadのウリでもあるトラックポイントは、悪くはないもののやっぱりストレスがありました。本体のトラックポイントと外付けのThinkPad Keyboardについてるトラックポイントでも少し感覚が違ったりしてなかなか慣れず、結局、マウスを使える時にはマウスを使っていました。残念すぎますね。
また、キーボードにも少し不満がありました。打鍵感は最高なのですが、キーボードを高速入力してると「ryu」や「tyu」で3文字目の取りこぼしが発生して、たとえば「空中」と打とうとすると「くうちゅ」となり「くう(*´ε`*)チュッチュ」と変換されてしまうという最悪のエクスペリエンスが何度もありました。これはひとえに僕の入力のせいで「tyu」の3キーをほぼ同時に押してしまっていることが原因なのですが、それでも他の機種ではこの問題は起きないので、なかなか辛かったです。


とは言えポインティングデバイスもキーボードも些細な不満でしかなく、買い替えるほどの致命的な問題ではありませんでした。

きっかけは、Steam版のゲームが出ること

僕のツイッターをフォローしている皆さんは、最近の僕が格闘ゲームに心酔していることは既にご存知だと思います。これまでプレステ4でしか遊べなかったゲームが、もうすぐWindowsでも遊べるようになるのです。そうすると、やっぱりノートPCでもプレイしたくなるじゃないですか、ね、分かるでしょ、ね、ね。


ゲームをするにはThinkPad X1 Yogaは力不足なので、dGPUを積んだノートPCが欲しくなります。しかし、ゲーミングノートPCを買うというわけにもいきません。「ペン」や「2-in-1スタイル」はどうしても捨てがたく、そんなものを搭載したゲーミングノートはありません。
ペンが使える2-in-1で、ある程度良いGPUも積んでいるものとなると、Surface BookかHP Specte x360ぐらいしかありません。
(参考: HP Spectre x360 15(2018年10月モデル)製品詳細 - ノートパソコン | 日本HP


そうやって悩んでた折、友人がSurface Book with Performance Baseを手放そうかなと話していたので、ブランカのサプライズフォワード並みに飛びついて安く譲ってもらう事にしました。たとえが分かりづらくて申し訳ないですが、友人には感謝しかないです。

即座に惚れたSurface Book

Surface Bookは、使い始めた瞬間から最高でした。
入力デバイスが何のストレスもなく使えますし、dGPUのGTX965Mのおかげで3D格闘ゲームも問題なくプレイできています。


キーボードの取りこぼしなどはありません。何キーロールオーバーか知らないですが、「qwertyui」ぐらいまでを同時押ししても全部認識されたのでそれ以上は調べていません。
タッチパッドも細かい操作ができ、誤反応もありません。おそらくWindowsノートとしては最高のタッチパッドで、MacBookトラックパッドにわりと肉薄していると思います。たまに意図しないドラッグが発生してしまってイライラしていたのですが、設定で「2回タップしてドラッグすると複数選択」というチェックさえ外せばそれも起きなくなり、とても快適になりました。
また、Surface Bookは典型的な2-in-1とはスタイルが異なるものの、液晶部分を取り外してタブレットとして使えるので、ペンを使うときはこのタブレット形式にできます。よくこんなPC作ったな、という感じです。


むろん不満がゼロではなくて、3000 x 2000の解像度はどうだろうかって思ったり、iPad Proみたいにペンを本体の側面にくっつけて充電できれば良いのになと思ったり、Surface Pro/Go用のタイプカバーみたいな軽量キーボードがあればもっと最高なのになと思ったり、せめて本体と同じ配列のBluetoothキーボードを発売してくれないかなと思ったり。
ただそれはプラスアルファの望みであって、マイナスなポイントがほとんどないのはとても良いですね。


あ、本体の価格が高すぎるのが最大の欠点なんですけどね。

Surface Bookはいいぞ

そんなわけで、Surface Bookはおおむね最高です。たぶんこれWindowsノートとしては最高のデキなんじゃないですかね。これを使ってしまうと他のWindowsノートには戻れないのでは、という気持ちです。
せめて他のWindowsノートも、このぐらいのキーボードとタッチパッドを積んでくれると、まだしも選択の幅が広がるのですが。


あとは、格ゲーの発売日を待つばかりです。